SABR(セイバー)- 山田コーチ
2015.11
これは、4大大会史上最多17回の誇るロジャー・フェデラー(34歳、スイス)選手の必殺技です。この技をひらめいたのは、全米直前に優勝したウェスタン・サザン・オープンの練習日のようです。
「SABR(セイバー)」。初期は、カミカゼアタックとも呼ばれていたようですが、今は「Sneak Attack by Roger(ロジャーの奇襲攻撃)」の頭文字を取った呼び名が定着しているようです。
相手が第2サービスを打つ瞬間にポジションを上げ、サービスライン付近でショートバウンドでボールを拾い上げる。返球自体は緩くなるが、いち早くネットに詰めることで次のボレーが決まりやすく、相手の打ち返すコースも狭まる。リターンダッシュではなく、ダッシュリターンのような表現になると思います。
ネットプレーが大好きな私にとっては、凄く衝撃を受けました。実際の試合でもチャンスがあればマネをしたいと思います。皆さんも是非トライして見て下さいね。