テニス肘 – 高橋コーチ
2016.03
雪も溶け、少しずつ暖かくなってきました。
もう少しで、外でテニスできるようになりますね。皆さん怪我だけはしないようにしてください。
テニスで多いケガと言えば、捻挫、肉離れ、そしてテニス肘。捻挫や肉離れは突発的に起こり、怪我の原因がはっきりわかります。ただ、テニス肘は突発的に起こることはありません。肘がもやもやする、ちょっと痛い感じがするから始まり黙っていても痛みが出てくる。痛みの原因がはっきりわからない。それが、テニス肘です。最近、利き腕じゃないほうの肘が痛むという声を聞いたので調べてみました。
痛みは肘関節が原因な場合と、前腕の筋肉が原因の場合があります。肘が痛いと言っている人のほとんどが前腕の筋肉に原因があるそうです。ちなみに、肘の手術経験がある僕の場合は肘関節に原因がありました。なので、手術後の今は、全く痛みがありません。前腕の筋肉に問題がある場合は、手術よりもその痛みの原因を知ることが大事のようです。前腕には指を曲げ伸ばしするための、あるいは手首を動かすための筋肉がついています。指や手首の使いすぎによって前腕の筋肉に疲労がたまり、肘が痛むようになる。よって、肘関節が原因ではないことがあるということです。
グリップを必要以上に強く握ることも原因となってきます。手だけで打つのではなく、体全体で打つようにしましょう。また、テニスだけでなく日常生活のなかに原因がある場合があるそうです。スマホやパソコンも原因の1つとなるそうですよ。気をつけましょうね。さらに、首や肩、背中の筋肉の張りが原因となっている場合もあるそうです。疲労の蓄積が一番の原因のようです。筋肉をほぐすストレッチはやはり重要ですね。テニスしたあとのストレッチを習慣づけましょう。