【第28回】板倉コーチの観察日記

僕には、8歳9か月になる息子がいます。ついに息子のサッカー観戦実現!息子が選んだポジションは?・・・キーパーだった!若林源三である!息子は当然知らない・・・。

パパ一人が盛り上がっている。キーパーになった理由は?と尋ねると「手が使えるから・・・」でした。…なんて単純な理由だ!感動しました。

しかし、息子のチームは、弱小チーム!敵陣にいる時間より自分たちの陣地にいる時間の方がはるかに多い。結果、相手チームにシュートを打たれまくる。息子は、男らしく両手足を大きく広げ、腰を落としストライカーの前に立ちはだかる!その姿はまさに守護神!「かっこい~~!」思わず声に出るパパ!息子の目の前でストライカーがついにシューーート!ナイスキャーーーッチしていない・・・。ゴーーーーール!である。シュートが打たれた瞬間、息子は目を瞑って、ボールをちょっと避けた・・・。ボールが怖いのである。

その日の試合は、三試合行い大差で敗北・・・。

試合を振り返って息子は、初めて自分の口から「悔しい・・・」と語った。これこそが最も大事なことである。感動したパパは、行きつけのお店に連れて行ってあげました。それはウエスタンである!

その日を皮切りに試合に勝ちたいらしく、練習を一所懸命に取り組むようになりました。その頑張りは今も続いている。