Wing News Letter 夏期号 羊ケ丘校バージョン ABOUT TENNIS・・・蒲生代表 ~2018マドリードオープン 観戦レポート~

Wing News Letter 夏期号 羊ケ丘校バージョンより

「ABOUT TENNIS・・蒲生代表」
 2018マドリードオープン 観戦レポート         

スペインに居る友人(台湾の方)の誘いで、マスターズ1000(全9試合中の第4戦)のマドリードオープンを観戦しました。
成田空港からマドリードまで飛行機で約13時間、ロシア上空を通過し、ヨーロッパを縦断して到着!
出発した時には既に錦織圭選手と大坂なおみ選手は敗退していたのですが、やはりクレーのナダルが見たい!

1)マドリードの気候
この大会の開催される5月中旬、スペインは最も良い季節です。
雨はほとんど降らず朝晩は冷え込みますが、日中の日差しは強烈です。

2)クレーの絶対王者ナダル
男子の世界ランキング100位以内に10名以上が入っているスペインはテニス王国!
そのスペインで最高の大会がマドリードオープン!主役はもちろんナダルです。
昨年観戦した全豪オープンテニスとは違い、全く日本人が見当たりません。
アリーナ観戦(デイセッションとナイトセッションに分かれています)も、十分余裕がありました。
そしてティエムとの準々決勝を観戦する事が出来ました。

3)新旧の交代
クレーの王者ナダル!彼の負ける試合を観戦できたのは、ラッキーだったのかもしれません。
ナダルのスピンの効いた重たいボールに対して、ティエムのフラット系の早いボールが勝りました。新しい時代を感じさせる試合でした。
会場の近くには大きな壁打ち施設があり、子供達が遊んでいました。こんな環境がテニス王国を支えているのでしょう。
不思議なのは、この大会のボールパーソンは美少女ばかり!これはナダルの試合の時だけの特別チームでした。

4)スペインの観光
①マドリードと言えばサッカーのレアル・マドリード!そしてクリスティアーノ・ロナウド!残念ながら今回は出場しませんでした。
②バルセロナの市場は圧巻!イベリコ豚の生ハムは有名です。タパスで乾杯!
③スペインと言えばサグラダファミリア!美術館も必見です。

5)奇跡の体験
今回の観光で信じられない体験をしました。世界遺産に登録されているセコビア地域にある、中世の古城を訪れたのです。
古城のオーナーはマドリードの友人(日本語学校の先生)の生徒さん。日本が大好きと言う事で、食事会に招待されました。
オーナー家族はスペインがメキシコを統治していた時代のメキシコ総督の家系で、古城の中には中世からのコレクションが一杯!
城内は改装されていて結婚式や宿泊も出来き、博物館や図書館までありました。
いよいよ食事会!前菜の生ハムやチーズから始まり、キッシュや豚の血のソーセージのスープ、メインは子羊の丸焼きです。
お互いに言葉は余り分からなくても、ワインを交わしながら盛り上がり、日本での再会を約束しました。