柘植コーチの映画三昧

6月に入りなかなか天気が良い日が今年は少ないですね。もしかして今年は冷夏なのかな?って思ってしまいます。が、長期予報では平年並か少し暑くなるようなのです。(ホントかな?)

今回観た映画は「アン・ロック:陰謀のコード」です。主演女優のノミオ・ラパスはよくわからない女優だな(エイリアンシリーズの「プロメテウス」では主演だったそうですがエイリアンシリーズ自体が好きでないので見ていません)って思ったのですが、脇役にマイケル・ダグラス、オーランド・ブルームが出ているので、これはっ!?と思い観てみました。

原題「アン・ロック」とは「鍵がかからない、鍵を開ける」という意味から警察などの取調官が容疑者を尋問で白状させる…いわゆる「完落ち」の意味で使われるそうです。(ふーン!?) ということで、主人公のCAI元取調官があるテロ攻撃を防ぐために復職させられて容疑者を完落ち(アン・ロック)させることから事件に巻き込まれるというサスペンスアクション映画です。

なかなか捻ったストーリー展開と女性版ジェイソン・ボーンかと思わせるアクションシーンで面白かったのですが、脇を固めた有名俳優たちがよかったり悪かったり…。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなどで善人役感がついているオーランド・ブルームには「エッ?!そうだったの」という感じでいい意味で裏切られてよかったのですが、良くなかったのはマイケル・ダグラス…。演技はさすがといった感はあったのですが、ストーリー前半で殺されてしまうことになるのでそのあとのストーリーがある程度予測出来ちゃいましたね。(あの名優マイケル・ダグラスがこんなところで殺されてこのあとストーリーに関わってこない訳がない…ってやっぱり普通は思うでしょ)

ということで、この映画の評価は★★☆(星3つ満点中の星2つ)でしょうか。ストーリー展開やアクションシーンは良かったのでマイケル・ダグラスの配役さえ違っていれば満点だったのですけどね。(うーん、惜しいっ!!)

さーて次回はどんな映画を見ようかな?(…とりあえず「ハン・ソロ」は観なくちゃ…)