【コラム】『間(マ)』を作る!!・・・山口 武士コーチ

テニスの試合をする上で<サーブ><リターン(レシーブ)>は重要なショットだと思います。その中でも<サーブ>は悩んでいる方が多い印象を受けます。例えば、「サーブが入らない」「思ったコースに飛ばない」「ダブルフォルトが怖くて強く打てない」など要因は色々ありますが、今回、私が伝えたいことは『間』を作ることです。

サーブを打つ前はゆっくりモーションに入ります。急いで打っても身体が脱力していないと良いサーブにならないので力を抜きましょう。ファーストサーブをフォルトしたら、セカンドサーブになりますが、ここが一番重要です。急いで打っても同じミスを繰り返しやすいですし、焦りが生まれるので『間』を空けて、ルーティーン、ミスした原因を確認する、セカンドサーブに集中するなどに時間を費やし、毎回『間』を意識して余裕のあるサーブにしていきましょう。実際に、プロの選手もサーブを打つまでに時間を費やしています。

①ポイント間の身体のリセット ②集中力 ③修正力 ④ダブルフォルトの減少 に『間』が必要です。