柘植コーチの映画三昧
2018.03
2018年もあとわずか。今年の流行語大賞は「インスタ映え」と「忖度」でしたね。年末に発表になる今年の漢字何になるのかな?なんて、一年を振り返りながら年の瀬を迎えている人も多いと思います。大谷地校も今年はいろいろありました。高橋コーチの退社、柘植、小笠原が大谷地校に久しぶりに復帰、フロントにも新しい面々が入り私達も激動の1年でした。
さて今回、ご紹介する映画は「ブレードランナー2049」です。1982年に公開された近未来SF映画「ブレードランナー」の35年ぶりの続編です。前作に引き続き、デッカード役にハリソンフォードが出演し、CG映像を交えながら前作の出演者が登場してきて懐かしさを感じました。
前作は暗く澱んだ雰囲気の中、人造人間?のレプリカントを通して人間の生死や心の葛藤を描いた、SF映画としては重たい内容でしたがとても考えさせられる秀作でした。今作は少し全体の色調が明るくなっていました。それでも前作同様、人とは何なのか、感情・思い・記憶とはどんなことなのかを寿命の限られているレプリカントやフォログラムのAIを通して今回も深く考えされました。(ウ〜ン、書いている文章も重たくなっちゃうな~…)
前作の雰囲気の方が僕としては好みなのですが、ハリソンフォードは相変わらず良かったし、フォログラムのAI役のアナ・デ・アルマスも可愛かったし、今回の評価は★★★(星3つ)です。この映画を観たいと思っている人は、前作はもちろん、その間をつなぐ2つの短編映画がありますから合わせてみると良いですよ!!