ピンチの後には、チャンスあり!
2016.07
ウイングを始める前(昭和55年頃)、私は北大テニス部OBの仲間と「ジプシーテニスクラブ」というレッスン活動を行っていました。その頃は自分達のホームコートはなく、文字通り公営コートや学校開放の体育館を借り、転々と活動していたのです。そして毎月、活動スケジュール等をお知らせする会報を発行していました。それがこの「NEWS LETTER」となって続いているのです。ところがある日、札幌市教育委員会から呼び出しを受けます。私達の会報が教育委員会に渡っていたのです。そして私達は、「公共施設での営業活動は禁止されている!」との厳しい通達を受けたのです。違法だとは知りませんでした。しかたなく私達は活動を休止!そこで民間の体育館を借りて活動を継続しましたが、それも数年で追い出されることになります。それでも私は札幌市内のテニスコートに適した倉庫を探し、運良く大谷地に最適な物件を見つけ出します。これがウイング大谷地校です。
ところが最近、公共施設での違法行為(学校開放でのレッスンや市営コートでの脱税行為)が目立つようになってきました。昨年末、札幌市議会でこの件が問題となり、この様な違法行為の取り締まりを強化するとの方針が決まりました。札幌テニス協会からも、この違法行為の禁止に関する文章が届きました。
今のウイングがあるのも、あの時の禁止の通達があってからこそです。本当に、「ピンチの後には、チャンスあり!」です。