JTA功労賞受賞
2016.07
6月東京で(公財)日本テニス協会の【功労賞】の授賞式が行われ、私は北海道テニス協会の推薦で受賞することになりました。
残念ながら授賞式には出席できませんでしたが、10年以上テニス協会の役員を務め、60歳以上が条件という事なので、そろそろ引退したいと思っていますが、中々そうは行かないようです。
私はテニス協会の普及や強化を担当していますが、日本テニス界の最大のテーマは、中学校テニス部の中体連加盟です。
中学ではテニス競技は中体連に加盟していないので正式な部活動が出来ず、テニスを諦めてしまう子供たちが大勢います。最近の全国統計では、小学校までテニススクールに通っていた子供達の半数以上が、中学生になってテニスを辞めてしまいます。以前から全国中体連が示している方針は、全国9地域中6地域以上の中体連がテニスを加盟または準加盟と認めた場合、全国中体連にテニスが加盟できるという条件でした。
北海道地域は既に準加盟をしており、現在全国の5地域が準加盟以上となっています。ここにきて未加盟だった地域も加盟に向けた動きが活発になり、6地域が準加盟になるのも秒読みの段階となりました。 全国中体連に正式加盟すれば、北海道、そして市町村の中体連もテニスを正式加盟と認めます。
錦織圭選手の活躍で、テニスは日本人が世界レベルを目指せる競技と変わりました。中学校でテニスを続けられる環境が整えば、益々テニスは国民的スポーツに成長するでしょう。